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家を買う時に考えるべき5つのこと

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【目次】

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家を買う時は、住宅ローンや物件探しなど、考えなくてはならないことが多いので、混乱してしまいますよね。そこで今回の記事では、家を買う時に考えるべきポイントを5つにしぼって解説したいと思います。

[1]その1:家を買うタイミング

家を買うタイミングとして挙げられるのは、年齢、年収、ライフスタイルの変化でしょうか。

国土交通省「令和2年度 住宅市場動向調査」では、家を購入した平均年齢や平均世帯年収、平均購入額が以下のようにまとめられています。

平均年齢 平均世帯年収 平均購入額
注文住宅 38.9歳 695万円 4,486万円
新築戸建 37.4歳 681万円 3,757万円
新築マンション 39.3歳 864万円 4,393万円
中古戸建 43.8歳 657万円 2,696万円
中古マンション 45.0歳 657万円 2,213万円

 

注文住宅や新築戸建、新築マンションの購入者は30代が多く、中古戸建や中古マンションは40代が多い様ですね。全体でいうと30代後半~40代前半。おそらくこの年齢が年収も落ち着いていて家庭もあり、そろそろマイホームを考える頃なのでしょう。また、住宅ローンの完済年齢も関係してそうですね。

[2]その2:住宅予算と住宅ローンの借入額

次に考えるのは、住宅予算です。自分がいくらの家を買えるのか、住宅ローンをいくらまで組めるのか、詳しく計算して資金計画を立てる必要があります。

1.住宅予算とは

その名のとおり、住宅購入にかけられる予算です。住宅購入時の予算は「年収の5倍まで」という説がありますが、これは25年前の収入を基準で算出されたものなのであてにしてはいけません。また、「年収○○○万円ならこの物件が買える」というのも鵜呑みにしないでください。ただの目安です。

インターネットでよく見かける年収からみる住宅予算は、単純に年収だけで計算したものなので、それを基準にして物件探しを始めてしまうと必ずと言って良いほど失敗します。支出額やマイカーローンの有無、子どもの有無など、家庭によって支出額は異なるので、必ず金融機関か不動産会社に行って正確な住宅予算を調べてから物件探しを始めてください。

当コラムでは、住宅予算について何度も解説しています。それだけ重要なことですので、これから家を購入予定の方は以下の記事もご一読ください。

家を買ったら貯金ゼロ!?その「住宅予算」で本当に生活できますか?

「住宅ローンは年収の5倍まで」って本当?

 

2.住宅ローンの借入額

住宅ローンの借入額については、以下のポイントをおさえて決めることをおすすめします。

 

住宅ローンの借入額を決める時のポイント
・返済負担率を用いて月々の返済額を計算する
・住宅ローン以外の借り入れや支出額も含めて計算する
・自分に合った金利や利率、返済方法を決める
・返済期間(何年かけて返済していくのか)を決める

年収だけで計算する住宅予算はただの目安でしかないと先に説明しました。返済負担率や住宅ローン以外の借入、支出額、金利や利率、返済方法、自身の年齢から返済期間を決める…など、借入額を決める時に考えなくてはならないポイントはいろいろあります。

特におさえていただきたいのは返済負担率です。

・借りられる額は「返済比率30-35%(額面年収)」
・返せる額は「返済比率20%(額面年収)」
・無理なく返せる額は「返済比率20%(手取り年収)」

と考えると無理なく返済できるのでおすすめです。

こちらの記事で詳しく解説していますので、ご一読ください。
住宅ローンは年収の何倍まで借りていいの?

 

[3]その3:自分に合った住宅種別

ライフスタイルや好みに合わせて、自分に合った住宅種別を考えるのも重要です。

1.一戸建てorマンション

マンションと一戸建て、それぞれの特徴を比較してみましょう。

項目 一戸建て マンション
立地 駅から離れた立地、バス便の物件が多い 駅近の物件が多い
住居の広さ マンションより広い場合が多い 一戸建てより狭い場合が多い
生活動線 高齢になると階段が負担になる可能性がある ワンフロアのため移動がラク
日当たりや風通し 窓の自由な配置が可能なので、高い採光性・通風性がある マンションは気密性が高く、高層階なら日当たりも風通しもよい
強度・防災 木造の場合は損壊・延焼のリスクがある 構造上、火災や地震に強い
セキュリティ 自分で防犯対策をする必要がある オートロック完備などセキュリティ面で安心
購入後の費用 将来的にリフォーム代・修繕代が必要になる 管理費・修繕費・駐車場代などが毎月必要
防音 住環境にもよるが近所の生活音は気にならない 上下左右の生活音が気になる場合がある
メンテナンス 住居の掃除や管理などは自分で行う必要がある 共用部分の掃除や管理は管理会社が行う
自由度 ペットの飼育・リフォームなど自由にできる ペットの飼育・共用部分の使用には制限がある

セキュリティ重視や駅近が良いならマンション、防音性やペットの飼育、住宅に自由度を求めるのなら一戸建てが住みやすいかもしれませんね。

以下の一戸建てとマンション、それぞれに向いている人をまとめましたので参考にしてください。

一戸建てに向いている人
・土地を含めて自分の資産にしたい
・生活音を気にせずに暮らしたい
・ペットを飼いたい、またはすでに飼っている
・家庭菜園やDIYを楽しみたい
・車移動が多い、車を複数所有したい

 

マンションに向いている人
・利便性の高い場所に住みたい
・駅近に住みたい
・車を所有していない、移動は公共交通機関を利用することが多い
・一戸建てのセキュリティ面が気になる
・高齢になると階段がきついのでワンフロアがよい

 

2.注文住宅or建売住宅

「注文住宅は高い」「建売はクオリティが低そう」というイメージだけで決めてしまうのはもったいないかもしれません。

注文住宅が高いのは、使用している材料の単価が高いからという理由もありますが、工期が長いことも理由のひとつとして挙げられます。

建売住宅は人件費を抑えるため一気に複数の建築をしますが、注文住宅は買主の希望にあわせ、時間をかけて建築を進めます。そのため、工期が長くなり人件費も高くなるのです。建売住宅は注文住宅よりも安いことが多いですが、必ずしもクオリティが低いとは限りません。家に限らず、時間をかけて造るものは高額になります。

 

注文住宅と建売住宅も以下に向いている人の特徴をまとめたので、参考にしてください。

注文住宅に向いている人
・土地を所有している
・家づくりに強い理想やこだわりがある
・時間と資金に余裕がある
・金額よりも住宅のデザインや工法などを重視したい

 

建売住宅に向いている人
・土地を所有していない
・費用を抑えて住宅を購入したい
・実際の住宅を見てから購入したい方
・すぐに新居が欲しい

 

3.新築or中古

最後に、新築と中古の比較です。こちらは、メリットデメリットで比較したいと思います。

新築のメリット
・最新の設備や構造が使われている
・税制面での優遇制度がある
・注文住宅の場合は間取りなどの自由度が高い

 

新築のデメリット
・中古よりも価格が高いことが多い
・建売の場合、実際に住むときのイメージがしにくい
・物件の選択肢が少ない(希望条件に合わないことがある)

 

中古のメリット
・新築よりも価格が安いことが多い
・物件数が新築よりも豊富
・リノベーションなどでこだわりたい部分に予算をかけられる

 

中古のデメリット
・新築よりも早めに修繕時期がくる
・仲介手数料がかかる
・税制面(住宅ローン控除)での優遇面が新築よりも少ない

 

こちらの記事もぜひご一読ください。
「新築と中古」特徴を徹底比較!絶対に後悔したくないあなたへ。
【住宅ローン控除】新築と中古の差はどのくらい?

 

[4]その4:立地や土地選び

家を買う時は、立地選びも重要です。立地を選ぶ時は、以下のポイントをおさえて探すことをおすすめします。

良い立地を選ぶコツ
・治安は良いか
・通勤や通学の利便性は良いか
・近隣に商業施設や病院などはあるか
・子育てに適した環境か
・再開発など、将来的な変化はあるのか

つい建物ばかり気にしがちですが、実は家を買う時は立地もかなり重要で、これを「まあいいか」で済ましてしまうと後悔する可能性が高くなります。賃貸と違って簡単には引っ越しができないので、立地は慎重に選びましょう。

 

[5]その5:家を買う時の諸費用

最後に、家を買う時の諸費用です。住宅ローン以外にかかる費用のことも考えておきましょう。

1.住宅種別ごとにみる家を買う時の諸費用

家を買う時は、住宅種別によって諸費用に少し違いが出ます。以下はおおよその目安ですが、住宅種別ごとにまとめた諸費用です。

住宅種別ごとにみる家を買う時の諸費用
注文住宅:物件価格の3~6%(すでに土地を取得している場合)
建売住宅:物件価格の6~9%
新築マンション:物件価格の3~6%
中古一戸建て:物件価格の6~9%
中古マンション:物件価格の6~9%

諸費用についてはこちらの記事も参考にしてください。

家を購入する時の「諸費用」について
一戸建てはいくらで買える?諸費用と支払うタイミング

2.何にいくらかかる?諸費用の内訳

家を買う時にかかる諸費用は以下のとおりです。

売買契約で必要な諸費用 手付金(現金で100万円程度必要)
仲介手数料
登記登録免許税
登記登録手数料
固定資産税清算
印紙代
住宅ローンの契約で必要な諸費用 融資手数料
住宅ローン保証料
印紙代
団体信用生命保険料
火災保険料

 

支払うタイミング 諸費用 内容
売買契約時 手付金(現金で100万円程度必要) 買主が売主に支払うお金です。売買契約時に現金で支払います。手付金が用意できなければ契約を断られることもあります。
仲介手数料 物件価格の3%+6万+消費税が上限とされています。売買契約時に50%を支払い、決済時に残金を支払います。

 

印紙代 売買契約の際に現金で支払います。印紙代は契約の金額によって異なり、物件価格が1,000万円~5,000万円以下の場合は、印紙代は2万円かかります。
決済・引き渡し 印紙代 住宅ローンの契約書に印紙を貼る印紙代を現金で支払います。物件価格が1000万円~5000万円以下の場合は2万円となります。
登記費用

 

新築一戸建ての場合、行わなければならない登記は下記の4種類。

 

1. 建物表題登記

2. 所有権移転登記

3. 所有権保存登記

4. 抵当権設定登記(住宅ローンを利用する場合は必要)

 

相場は30万円~50万円、その内、約2/3程度は司法書士への報酬となります。

固定資産税や都市計画税(日割) 所有権移転日以降から固定資産税が発生します。購入した日から日割りで計算した金額を売り主に支払います。相場は、固定資産税評価額×1.4%となります。

 

 

支払うタイミング 諸費用 内容
住宅ローン契約時 融資手数料 金融機関に支払う手数料です。3~5万円ほどかかります。

 

住宅ローン保証料 万が一返済ができなくなった時に、住宅ローンの肩代わりを保証会社にしてもらうための費用。借入金額の2~3%程必要です。
団体信用生命保険料

 

借入金額に対して計算するため、相場がありません。また、団信の種類によっても金額が異なります。
火災保険料 こちらも、金融機関によって金額は異なりますが、平均額は年間10,000円~20,000円程です。

 

[6]まとめ

物件探しも住宅ローンのこともミツバハウジングにお任せください

今回は、「家を買う時に考えるべき5つのこと」を解説しましたが、いかがでしたか?まだ頭が混乱している、何から始めたらよいのか分からないという方も多いかもしれませんね。ミツバハウジングでは、お客様一人一人に合った住宅予算を算出し、予算内でご希望に近い物件をご紹介します。住宅ローンについてもスタッフが詳しくご説明しますので、まずは話を聞きたい、相談だけしたい問い方もお気軽にお問い合わせください。

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