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土地を購入して家を建てるときに必要なお金と支払い時期
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土地を購入して家を建てるときに必要なお金と支払い時期

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【目次】
[1]土地を購入して家を建てるときに必要なお金と支払い時期
1.土地を購入するときに支払うお金
2.家を建てるときに支払うお金
3.引き渡し後に支払うお金
4.住宅購入後、ずっと支払うお金(ランニングコスト)
[2]まとめ

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土地を購入して家を建てる場合、土地の購入と家の建築、住宅ローン、3つの手続きを計画的に進めなければなりません。建売住宅や分譲マンションを購入するよりも手続きや支払い時期も複雑になるため、行き当たりばったりでは失敗する可能性があります。そこでこの記事では、土地を購入して家を建てるときに必要なお金と支払い時期をご説明します。

[1] 土地を購入して家を建てるときに必要なお金と支払い時期

まずは、家を建てるための土地を購入するところからスタートします。土地を購入する際、土地の購入費用以外にも以下の費用が必要です。

1.土地を購入するときに支払うお金
土地を購入するときに必要なお金について解説します。

支払い時期 諸費用 内容

売買契約時

手付金 手付金とは、売買契約時に売主に支払うお金のことです。相場は土地代の10%とされています。土地代の一部を先に支払うため、支払った分は最終的に土地代から差し引かれます。契約から引き渡しまでの間に買主の都合で契約を辞退する場合は、返金されません。売主の都合で契約解除された場合は、売主から買主に手付金の2倍の金額を支払うことになっています。
印紙代 売買契約の書面に貼るための印紙代です。契約時に現金で支払います。印紙代は土地代によって異なります。
仲介手数料 仲介手数料とは、仲介を行った不動産会社に支払う費用のことです。物件価格の3%+6万+消費税が上限とされています。売買契約時に50%を支払い、決済時に残りの50%を支払います。

 

支払い時期 諸費用 内容

引き渡し前

残金決済 売買契約時に支払った手付金は代金の一部とみなされるため、土地代から手付金を差し引いた残金を支払います。住宅ローンを利用する場合は、当日に融資が実行されるので、残金は住宅ローンで支払います。
登記費用 登記費用とは、所有権を公的に認めてもらうための手続きのことです。自分で登記を行うことも出来ますが、とても手間がかかるため司法書士に依頼することが一般的です。すべての費用の総合計の相場は30万円~50万円、その内、約2/3程度は司法書士への報酬となります。
印紙代 住宅ローン契約書に貼るための印紙代です。金額は土地代によって異なります。
ローン借入費用 融資事務手数料、ローン保証料、火災保険料など。金額は、金融機関によって異なります。
固定資産税や都市計画税(日割) 所有権移転日以降から固定資産税が発生します。所有権の移転日から年末までの固定資産税(日割分)を売り主に支払います。

 

2.家を建てるときに支払うお金
土地を購入したら、いよいよ家の建築に入ります。全体の流れについて説明する前に、建築費用と住宅ローンについて説明します。

建築費用は、段階ごとに4回程に分けて支払うことが多いです。

請負契約時…契約金(工事費用の約10%)

着工時…着工金(工事費用の約30%)

上棟時…中間金(工事費用の約30%)

引き渡し前…建築費の残代金(工事費用の約30%)

なお、住宅ローンは、フラット35のような建物完成後に一括で支払われるタイプと、支払時期に合わせて分割して支払われるタイプがあります。

前者のようなローンの場合は「つなぎ融資」が必要となります。つなぎ融資とは、住宅ローンを組んで融資がおりるまでの間に必要な着工金や中間金などを一時的に用立てるローンのことです。利息以外に、印紙代、印鑑証明、融資の手数料などが別途必要です。詳細は金融機関によって異なりますので、必ず確認しておきましょう。

次に、家を建てるときの主な流れと必要な費用について説明します。

支払い時期 諸費用 内容

工事請負契約の前後

地盤調査費 敷地の測量、法的制限のチェック、周辺状況の調査を行います。費用は5万円~10万円が目安です。
印紙代 工事請負契約書に印紙を貼付するために必要です。金額は建築代により異なります。
建築確認申請費用 申請は建築会社が代行します。費用は10~20万円が目安です。

着工

地鎮祭費

着工前に行う工事の無事を願って行う儀式のことを地鎮祭(じちんさい)と呼びます。謝礼は2~3万円(別途お車代で5千円~1万円)、お供え物の費用が2~3万円で計5万円前後必要です。
上棟

 

上棟式費 建築がある程度完了してから執り行う行事で、棟上げ、建前(たてまえ)とも呼びます。費用や内容には地域差がありますが、簡易的なものであれば10万円前後で行うことができます。
住宅ローン契約 印紙代 住宅ローンを土地と建物で別々に借りる場合に必要です。金額は建築代により異なります。
引き渡し 登記費用 自分で登記を行うことも出来ますが、とても手間がかかるため司法書士に依頼することが一般的です。すべての費用の総合計の相場は30万円~50万円、その内、約2/3程度は司法書士への報酬となります。

ローン借入費用

融資事務手数料、ローン保証料、火災保険料など。金額は、金融機関によって異なります。

つなぎ融資を利用する場合は、利息のほかに印鑑証明、手数料などが別途必要です。

3.引き渡し後に支払うお金
建物が完成し、引き渡しも無事に完了。このタイミングで必要な費用をみていきましょう。

◎引っ越し費用
引っ越し先の距離や荷物の数にもよりますが、引っ越し費は5~12万が相場です。2~3月の引っ越しのシーズンともなれば費用はさらに高額になります。

 ◎新居の家具代
新居に置く家具や家電の費用は、80~150万円程必要と言われています。カーテンやエアコンなど、必須の家具・家電から優先的に決めていきましょう。

 

4.住宅購入後、ずっと支払うお金(ランニングコスト)
家を建てた後にも必要な費用は数々あります。ひとずつご説明します。

◎不動産取得税
不動産取得税とは、その名のとおり、不動産を取得した者が課税する地方税です。不動産取得税申告を終えて半年以内に納付書が届きます。算出方法は「不動産取得税の納税額=取得した不動産の価格(課税標準額)×税率」となります。

◎固定資産税
固定資産税とは、土地や建物を所有している者に対して課せられる税金のことです。納税額は「課税標準額(固定資産評価額)×標準税率」で算出され、3年に1度、評価額が見直されます。

◎都市計画税
都市計画税とは、市街化区域内に土地・建物を所有している者に課せられる税金のことです。市街化調整区域内の不動産(土地・建物)には都市計画税はかかりません。「課税標準額×上限0.3%」で算出されます。

◎火災保険・地震保険
住宅ローンを借りる場合、火災保険への加入は必須となります。保険料は建物の構造や所在地などで変わりますが、平均額は年間10,000円~20,000円程です。
地震保険は単体で加入することはできず、火災保険合わせて加入する必要があります。国と共同運営の保険のため、どこの保険会社でも金額は一律です。

 ◎メンテナンス費用や将来的なリフォーム費用
一般的に、木造住宅の耐用年数は22年といわれています。中古の一戸建ての場合、新築よりも早めにメンテナンスが必要になる可能性が高いので、計画的な貯蓄をしておきましょう。

 

[2] まとめ

土地を購入して家を建てる場合は「土地の購入・家の建築・住宅ローン」3つの手続きを同時に計画的に進めていきましょう。

土地を購入してから家を建てる場合は、土地探しを行う不動産会社、家を建てる建築会社、融資を受ける銀行など、様々な段階を踏んで手続きをする必要があります。費用もその都度必要なものが出てきますので、まずは全体のスケジュールと必要な費用について理解してから購入を検討することをおすすめします。

 

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